贅肉動物園

メモ帳の延長です

この時期に就活指南記事を書きます

※この記事は就活中に下書きに保存したものに多少の修正を加えたものです

 

 

 

‪14時、国立国会図書館の閲覧席に座り私はお祈りをメッセンジャーで送ってきた人事にお呪い返信を送ってターンエンドしていた。だって4時半から面接だし。は〜〜死ぬか‬


‪「地元からそんなに離れていなくて公立だった」という適当な理由で無名大学に入学した私は、就職活動に対してもちょ〜〜〜適当に考えていた。‬

 

「シューカツ?まあどこかには入れるでしょ(笑)ピッピロピ〜〜〜(笑)」


‪こんな状態でだいたい大学3年の夏まで続いていた。‬

 

‪あ、いまは国立国会図書館から駅まで歩いてます。首相官邸の道路を挟んだ向かいで「総辞職」とデッカいのぼりをあげた人が歌っている。相当センシティブな歌詞だけど結構いいメロディ‬

 

‪どうしても官邸の警備の人のリアクションが気になってチラッと見てみたら、‬
‪警備の人もミュージシャンらを見ていた‬

‪見るんかい‬

‪取り締まらんのかい‬

‪いや取り締まったらヘイトスピーチどうのこうのでいかんのか…?‬


‪まあそんなことはいいんですが‬
‪そうして就活に対して意識の低さを磨きつつ、でもゼミで広告系の研究をしていたこともあり、‬

‪広告会社に入りたい‬

‪でもブラックなところは嫌だ‬


‪といううっっっすい考えでVorkersを読み漁り‬


‪大手=安定している‬

‪そうだ、博報堂を目指そう‬

 

‪というクソナメペロペロキャンディペロペロアマチャン思考に落ち着きます。‬

 

‪昨年8月に社会人3年目のK(エリート)と知り合うのですが、年末になってようやく私が意気揚々と(鼻の穴を膨らましながら)‬

‪「大手広告代理店に入る」という目標のもと就職活動を行うことを告げると、‬

‪元意識高い就活生だったKは‬
‪「対策してんの?」‬
‪と聞いた。‬

 


‪対策?‬

‪あんなに膨らんでいた鼻の穴が、キュッとすぼまります。‬

 

‪K「グループディスカッションの練習はしといたほうがええで」‬

 

‪グループディスカッション?‬


‪グループのディスカッション?‬


‪なにそれ‬


‪グループでディスカッションするんか‬

 

‪もう、完全な真顔です。敗者の顔です。‬

‪それからいま現在の私のヤバさを指摘され、‬
‪ようやく目を覚ました私は圧倒的な成長を遂げることになる‬


‪その3ヶ月後、つまりいま、ついさっきお祈りをいただいたばかりの私は、‬

 


‪いやお祈りされとるやん(笑)‬

 


‪ただ意識だけ高い学生になっていた‬


‪そんなこんなでお祈りされた数は30社から先は数えていないわけですが‬

‪意識の高さに反比例して全く実力がないというモンスターと化し、グループディスカッションでは得意のフレームワークを振りかざしては場を凍りつかせ…な日々を送っていたのであります

 

‪就活から学んだたったひとつのこと。‬
‪社会では協調性がないとダメ。‬

‪それでわ♡